転ばぬ先の身体づくり〜姿勢とバランスを整える、“今”からのケア〜
- ASOBIES
- 4月22日
- 読了時間: 3分

「最近、ちょっとした段差でつまずくようになった」「昔よりも、まっすぐ立っているのがつらく感じる」
そんな変化に気づいたことはありませんか?
60代を超えてからの転倒は、骨折や入院のリスクだけでなく、**“自信を失うきっかけ”**にもなってしまいます。でもそれは、「年齢だから仕方ない」ことではありません。
姿勢とバランスは、“取り戻せる力”です
加齢により筋肉量が減少するのは自然なこと。でも、転倒の多くは「筋力不足」だけが原因ではありません。実はその背景には、次のような要因があります。
長年のクセによる姿勢の歪み
足裏や体幹の感覚の衰え
バランス機能をつかさどる脳との連携の弱まり
つまり、身体の「使い方」や「感じ方」が変化しているだけなのです。そしてこれは、理学療法の視点からのアプローチで、十分に回復できる分野でもあります。
宮古島で行う、“転ばない身体”を育てるやさしい習慣
このリトリートでは、国家資格を持つ理学療法士が監修し、年齢や体力に関係なく、誰もが取り組める「バランス回復プログラム」を導入しています。
たとえば…
● 足裏の感覚を取り戻すワーク
足の指やかかとに刺激を与え、地面を感じるセンサーを活性化。→ 転びにくい「立ち方」「歩き方」へ自然と変わります。
● 骨盤と肩甲骨をゆるめるストレッチ
固まりやすい上半身と下半身のつながりを整え、姿勢をリセット。→ 前傾姿勢や猫背の改善に効果的です。
● “ゆっくり動く”バランス訓練
スピードではなく、「揺れたときに戻る力(反応力)」を養います。→ 転倒時のリカバリー力が自然と高まります。
すべての運動は、医療現場で使われているエビデンスに基づいたもの。無理をせず、気持ちよく身体と向き合うことが大切です。
ほんの少しの意識が、未来を守る
体のバランスが整うと、歩くことが「怖い」から「楽しい」へと変わります。
旅行先でも、家の中でも、安心して自分の足で歩けること。それは、60代・70代以降の人生において、何よりも大きな自由です。
転ばない身体は、今からつくれる。
年齢を重ねることを怖がらず、“転ばぬ先のケア”を、あなたの今の暮らしに少しずつ取り入れてみませんか?
宮古島でのリトリートは、身体の土台を見つめ直し、未来への一歩を軽やかに踏み出す、そんな時間になるはずです。
▶ 次回予告
「眠れない夜に。60代からの“脳と自律神経の整え方”」〜 深い睡眠は、人生の質を変える。自然のリズムで整える方法とは? 〜
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